SONY 1000Xシリーズの音質・ノイズキャンセリング性能に惹かれ、WF-1000XM4を購入しました。
AirPods Proユーザーでしたが表現力豊かな音質や高性能な通話性能には、3万円を超えるイヤホンとはいえ購入して大正解でした。
- 最高のノイキャン性能を味わいたい
- どんな楽曲でも高音質で楽しみたい
- クリアな音声を相手に届けたい
- ワイヤレスでもハイレゾ音質で聴きたい
WF-1000XM4は耳につけた瞬間、まるで魔法のように周囲の雑音を消してくれて没入感に浸れる最高のワイヤレスイヤホン。
低遅延で周囲の雑音を気にしなくてもクリアな音声で相手と通話ができる性能には、在宅ワークが多い人に最適なイヤホンです。
周囲の環境を気にすることなく高音質な音楽を楽しめる完全ワイヤレスイヤホン「SONY WF-1000XM4」をレビューしていきます。
SONY WF-1000XM4|スペック
SONY WF-1000XM4のスペックを紹介していきます。
価格 | 33,000円(税込) |
重量 | ケースのみ|40g イヤホンのみ|約14g |
カラーバリエーション | ・ブラック ・プラチナシルバー |
バッテリー | NC ON|最長24時間 NC OFF|最長36時間 |
マイク通話 | ◯ |
ワイヤレス充電 | Qi対応 |
ドライバー | 6mmドライバーユニット |
対応コーデック | SBC/AAC/LDAC |
マルチペアリング | 最大8台 |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
最大通信距離 | 10m |
音声アシスタント | ・Siri ・Alexa ・Googleアシスタント |
ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM4」の業界最高クラスのノイズキャンセリング機能や音質の良さに、どんな環境でも音楽を楽しみたくてWF-1000XM4を購入しました。
レビュー記事 SONY WH-1000XM4をレビュー|静寂を楽しめる高音質なワイヤレスヘッドホン
どんな場所でもハイレゾ級の音楽をワイヤレスイヤホンで楽しめて、周囲の環境を気にしなくていい通話性能には購入して大正解でした。
ペアリング速度もケースからイヤホンを取り出して10秒程度で接続できますし、音質はリッチでバランスが良くきらびやかなボーカル音と高音質。
どんな環境でも音質に妥協したくない私にとって、最適なワイヤレスイヤホンでした。
SONY WF-1000XM4をレビュー!
完全ワイヤレスイヤホン「SONY WF-1000XM4」をレビューしていきましょう。
- SONY WF-1000XM4
- ノイズアイソレーションイヤーピース
- USB-A to USB-Cケーブル(20cm)
- 取扱説明書/保証書
WF-1000XM4はシンプルなデザインで背面にUSB-Cポートを搭載。
指紋などの汚れが目立ちやすいブラックカラーですが、WF-1000XM4の充電ケースはべたべた触っても指紋が付きにくい嬉しい設計。
マットブラックの本体に金色のロゴは、高級感を感じる仕上がりで常に運ぶイヤホンとして胸が高まります。
オレンジに点灯
- ケースの充電中
- イヤホン・ケースの電池残量表示
緑に点灯
- イヤホン・ケースの満充電時
ケース正面には、開閉時に充電状況を視覚的にわかりやすくお知らせしてくれるLEDインジケーターを搭載。
美しいフォルムのWF-1000XM4は、充電ケースから取り出しやすく使いたい時にサッと使えます。
充電ケースの収納箇所にはマグネットが搭載されているので、左右違う箇所にイヤホンを収納することなく手間取ることはありません。
持ち運びの便利なコンパクトで軽量なケース
WF-1000XM4を手に取った瞬間に感じたことはコンパクトさと軽さ。
iPhoneユーザーなら持っておきたいAirPods Proと比較すると、多少大きく感じますが大きすぎる印象はありません。
充電ケースにイヤホンを収納した状態でわずか55g程度の軽さ。
イヤホン片方の重量は7g程度なので、長時間着用するイヤホンとして軽量なのは嬉しい限り。
タッチ一つで簡単に操作ができる操作性
WF-1000XM4は着用したままタッチひとつで簡単操作。
イヤホン側面にタッチセンサーを搭載しているので、イヤホンを直感的に操作ができます。
専用アプリ「Headphones Connect」を使って、3種類のプリセットの中から左右それぞれ2つまで設定できます。
外音コントロール | 再生コントロール | 音量コントロール | |
---|---|---|---|
タップ | ノイズキャンセリング 外音取り込みモード切り替え | 再生/一時停止 | 音量を上げる |
ダブルタップ | 受話/終話 | 次曲 | – |
トリプルタップ | – | 前曲 | – |
長押し | クイックアテンションモード | 音声アシスタント | 音量を下げる |
Sony | Headphones Connect
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遮音性抜群なノイズアイソレーションイヤーピース
WF-1000XM4のイヤーピースは、SONY独自に開発されたポリウレタン素材を使用した「ノイズアイソレーションイヤーピース」を採用。
同梱されているサイズはS/M/Lの3サイズ。
アダプターとウレタン素材の間に空間がある設計で、耳の形状に合わせて隙間なくフィットして遮音性が抜群。
ノイズアイソレーションイヤーピースは、非常に柔らかくスムーズに装着できてノンストレス。
最適なイヤーピースサイズの計測もHeadphones Connectから計測が可能。サイズを比較して計測できる機能も搭載しているので、自身に合ったサイズを迷わずに選べます。
どんな体勢でも快適に使用できる形状
WF-1000XM4は耳とのフィット感が抜群で、耳から飛び出る箇所も少なくベットで横になった状態でも快適に使用できます。
安定した装着感でどんな状態でも快適に使用できる秘密は、耳との接触面を増やす形状設計の「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」を採用していること。
実際に着用してみても耳にしっかりと収まる形状で、首を思いっきり振っても落ちることなく安定感のあるつけ心地。
寝る前に動画や映画をスマートフォンで楽しみたい時でも、イヤホンの出っ張りで体の向きを気にすることがなくなったのは嬉しい形状設計でした。※個人差があります。
ノイズキャンセリング性能は言わずもがな
WF-1000XM4のノイズキャンセリング性能は、最高の没入感を味わえる高性能。
AirPods Proからの買い替えでしたが、ノイズキャンセリング性能で選ぶのであればWF-1000MX4を迷わずおすすめしたい。
最高のノイズキャンセリング性能は、フィードフォワードマイクとフィードバックマイクを使用して様々なノイズを除去。
フィードフォワード
外側のマイクからノイズを集音してノイズ音を打ち消す方式
フィードバック
イヤホン内側から再生している音楽と外部のノイズを集音して、ノイズ・音楽を打ち消してから新しい音楽を再生する方式。
さらに振動板を採用した6mmドライバーユニットの低音域の再生性能を活かして、低音域のノイズキャンセリング効果を高めています。
外部からの騒音を気にせずに音楽・映画を楽しめるノイズキャンセリング性能は、さすがSONYと言ったところ。
周囲の騒音を消してクリアな音声を届ける通話品質
WF-1000XM4を使用して一番驚いたのが、扇風機を強にしても風ノイズを相手に届けずにクリアな音声で通話できたこと。
前モデルを使用していた人が口を揃えて「風切り音がひどい…」といった悩みも、WF-1000XM4では風ノイズ低減性能が向上して悩みを解決しています。
ボイスピックアップテクノロジー
4つのマイクとセンサーで音声信号処理を最適に制御して、騒音下でもクリアな音声を届ける。
ビームフォーミング技術
話し手の口元からのみ音声を拾いやすくして、違う方向からの音を集音しにくくする。
骨伝導センサー
声が骨を伝って届く音の情報を集める。
どんな環境でもクリアな音声を相手に届ける技術がぎゅっと詰まったワイヤレスイヤホン。
在宅ワークが増えてきた人にとって、オンライン会議などで大活躍してくれます。
装着したまま周囲の音を聞き取りやすくする機能が満載
WF-1000XM4には、装着したままでも周囲の音を聞き取りやすくする機能が搭載されています。
外音取り込みモード
周囲の音を聞こえやすくするモード。
クイックアテンションモード
一時的に音楽の音量を絞って周囲の音を集音して聞き取りやすくする機能。
スピーク・トゥ・チャット
声を発すると音楽再生を一時停止して、外音取り込みモードに自動切り替えする機能。
イヤホンを装着したままでも周囲の音を聞き取りやすくする機能が満載なので、どんなシーンでも最適な機能を選べるのは嬉しい限り。
ですが、外音取り込みモードの性能のみを見てみるとAirPods Proの方が何枚も上手だと感じました。
AirPods Proの外音取り込みモードは自然に聞こえすぎてイヤホンをつけているのを忘れてしまう…
関連記事 デスクワーカーに最適なAirPods Proをレビュー!環境を簡単にスイッチしたい人に最適!
WF-1000XM4にはスピーク・トゥ・チャットやクイックアテンションモードが搭載しているおかげで、周囲の音をしっかり聞きたい時に重宝します。
WF-1000XM4の表現力豊かな音質をチェック!
WF-1000XM4で音楽を聴いてみましたが、音楽が持つ表現力をより強く感じられました。
高音域はきらびやかで一音一音、輝いてクリアな音質。
中音域では立体的なサウンドを支え、低音域では迫力のある低音がなっているのにも関わらず、曲に合わせて自然に溶け込む低音。
全体的にみるとリッチなサウンドで音の粒がひとつひとつ聴こえて解像度が高くアーティストの表現力を際立たせる高音質。
WF-1000XM4の音質評価
どんな音源でも音質を落とさずにハイレゾ級に楽しめる
WF-1000XM4は完全ワイヤレスイヤホンでも、ハイレゾ音質で楽しめるLDACコーデックに対応。
LDAC対応機種と併用すれば、ワイヤレス接続でも最大990kbpsの伝送量でハイレゾ音源をより忠実に再生が可能。
さらにAIにより再生中の楽曲をリアルタイムで分析して、どんな音源でもハイレゾ級の音質にアップスケーリングする「DSEE Extreme」を搭載。最大96kHz/24bitの音質で音楽を楽しめます。
iPhoneユーザーの場合24bit/48kHZが最大音質なので、よりよい音質で楽しみたい人はSONYのLDAC対応ウォークマンと併用するのがベスト。
WF-1000XM4と一緒に使いたいウォークマンはこちらがおすすめ!
完全ワイヤレスが持つ遅延で悩む必要はなし
WF-1000XM4をサウンドハウスさんの遅延計測ツールを使って計測してみましたが、遅延を一切気にせずにコンテンツを再生できました。
WF-1000XM4のために開発された統合プロセッサーV1や左右同時伝送方式のおかげで、どんな環境下でも低遅延でコンテンツを楽しめます。
左右が独立して接続しているので、左右どちらでも片耳で使用できます。
WF-1000XM4を2ヶ月使用した残念なところ
WF-1000XM4を約2ヶ月間使用してみましたが、気になる部分が複数あったので紹介していきます。
- タッチ操作の感度が高い
- イヤーピースの相性が悪かった
ノイズアイソレーションイヤーピースを長時間使用してみましたが、耳への圧迫感と徐々に痒さを感じてしまい快適とはいえませんでした。
ウレタンフォーム製のイヤーピースは合っていないんです…
遮音性が高く安定した装着感がメリットでもありますが、ウレタンフォーム製のイヤーピースが苦手な人は自身に合った素材のイヤーピースを購入した方がいいです。
もし私のようにノイズアイソレーションイヤーピースが合わない人は、AZLA SednaEarfit Crystalがおすすめなのでぜひ試してみてください。
レビュー記事 AZLA SednaEarfit Crystalをレビュー!臨場感が高まる長時間着用しても疲れにくいイヤーピース
WF-1000XM4のタッチ操作感度には慣れるまで時間がかかりました。
感度が良すぎてちょっと触れただけで反応してしまうので、アプリでタッチ感度の調整などができたら使いやすいなと感じたほど。
SONY WF-1000XM4レビュー|まとめ
3万円を超える高級ワイヤレスイヤホンですが、通話性能・リッチな音質・没入感を味わえるノイズキャンセリング性能は高いお金を払ってでも買ってよかったワイヤレスイヤホンでした。
WF-1000XM4レビュー|総合評価
イヤーピースに関しては自分の耳に合ったものに交換すればいいだけなので、その他の性能に関しては価格以上に満足度が高いです。
仕事でもプライベートでも最高のワイヤレスイヤホンを探している人に最適。
どんな場所でも最高の環境と高音質の音楽を楽しめる、完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」をレビューしました。
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