コンセントを使用して電源を入れる家電や照明。途中にスイッチが付いている間接照明では、スイッチまで手を伸ばすのが面倒なんですよね。
コンセントを使う照明などを手っ取り早くスマートホーム化したい人に、「SwitchBot プラグミニ」を紹介します。
- ハブなしで操作ができる
- 消費電力のチェックができる
- コンセントを使う家電をスマホや音声で操作
- HomePodなどがなくてもホームアプリに追加
- 誤操作防止機能はホームアプリでは非対応
- ホームアプリから遠隔操作するにはホームハブが必要
暖房器具など火事や事故の原因になる機器への接続はおやめください。
SwitchBot プラグミニはコンセントに挿して家電や照明などのプラグを挿し込むだけで、音声やスマホから操作ができるようになるスマートプラグ。
もちろんWi-Fiに接続しておけば外出先からの操作も可能で、ハブを別途用意しなくても操作ができるのでスマートホームを気軽に体験できる一台。
今回は、コンセントに挿しておくだけで簡単にスマートホーム化できるスマートプラグ「SwitchBot プラグミニ」をレビューしていきます。
SwitchBot プラグミニ
SwitchBot プラグミニの詳細を紹介していきます。
価格 | HomeKit非対応:1,980円 HomeKit対応:2,480円 |
サイズ | 70mm(幅)x39mm(奥行き) x59mm(高さ) |
入力 | 100V AC 50Hz/60Hz 15A |
定格電力 | 1500W |
プラグ | 極性プラグ |
接続方法 | Wi-Fi 2.4GHzのみ Bluetooth 4.2 |
Bluetooth接続範囲 | 100m |
音声アシスタント | Amazon アレクサ Googleアシスタント Apple Siri LINE CLOVA |
対応サービス | IFTTT SmartThings |
HomeKit | 対応 |
Matter | 非対応 |
対応OS | iOS 11.0以降 WatchOS 1.0以降 Android 5.0以降 |
SwitchBot プラグミニは、コンセントを使う家電や照明を簡単にスマートホーム化できるスマートプラグ。
- スマホから操作したり音声操作ができる
- 消費電力をいつでもチェック
- スケジュールでオン/オフ
- タイマー機能
- 操作履歴と誤操作防止機能で安全
- SwitchBot製品と組み合わせて操作を自動化
デスクで使用しているスイッチ付きの照明の切り替えが面倒でプラグミニを購入しましたが、スマホからの操作や音声操作もできてこれがまた便利。
外出先から電源のオン/オフができますし、プラグミニの状態をどこからでもチェックできるので消し忘れの不安を抱えなくて済みます。
多くのスマートホームデバイスは外出先からの操作にハブが必要ですが、このプラグミニはハブがなくても家の中でも外出先でも操作が可能。必要なのはプラグミニとスマホだけ。
今回購入したのはHomeKit対応モデルですが、ホームアプリでスマートホームデバイスを操作しないってい人は、ちょっとだけ安いHomeKit非対応モデルを購入できるのも嬉しいラインナップです。
他のSwitchBotデバイスをチェックする
SwitchBot プラグミニ|レビュー
SwitchBot プラグミニをレビューしていきます。
- プラグミニ
- 取扱説明書
- HomeKit 設定コード
プラグミニの側面には電源ボタンが搭載。
SwitchBotアプリへの追加や初期化に加え、スイッチ式電源タップのように手動でも電源のオン/オフができます。
上部にはホームアプリに追加するために必要な設定コードが貼り付けられています。
プラグミニのセットアップはコンセントに挿さないといけないため、本体に付いている設定コードだとホームアプリへの追加がやりにくいのがネック。
そういう場合でもHomeKitの設定コードが記載されているカードが付属しているので、スムーズにホームアプリへの追加ができます。
極性プラグなのでコンセントの向きに合わせる必要がある
プラグミニは安全面に考慮した極性プラグで設計されているため、コンセントの極性に合わせて使用する必要があります。
日頃から極性なしの電源タップを使用していて馴染みのない人もいるかもしれないですが、コンセントをよく見てみると左右の穴の長さが違うんですよね。
穴が長い方:アース側(ホット)
穴が短い方:非接地側(コールド)
プラグミニの「N」とコンセントのアースを揃えないと使用できないため、向きを変えて使用ができません。
そもそもプラグミニのプラグ自体が太さの違う形状をしているので、向きを変えようとしても極性のあるコンセントだとプラグが入らないように設計されています。
電源タップでも同様に極性の向きを揃えないといけないのに加え、極性ありのコンセントかどうかチェックしないとプラグミニを使用できない恐れがあるので注意が必要です。
実際にコンパクトすぎる充電器「CIO NovaPort DUO 45W」と併用してみましたが、差し込み位置によっては干渉してコンセントが使用できません。
ミニプラグを壁コンセントで使用する場合は、下側につけた方が広いスペースが取れてベストでした。
充電器のサイズによって干渉してしまう結果になりましたが、通常のプラグであれば問題なく使用できるので安心してください。
SwitchBotアプリからハブなしで操作が可能
Wi-Fi環境さえあれば外出先からの操作ができるので、多くのスマートホームデバイスに必要なハブを用意する必要がありません。
- スマートフォン
- SwitchBotアプリ
- Wi-Fi
この3つさえあればミニプラグを使い始めることができます。
プラグミニのセットアップ方法
SwitchBot
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SwitchBotアプリに追加されるとアプリ内から、プラグミニの電源をオン/オフしたり消費電力チェッカーとして使用できます。
計測した電力量はデータとして残せるので、使用している機器のピークを調べるのに便利。
誤作動防止機能も搭載していて、アプリから操作をするたびに確認のポップアップが表示されます。
ハブミニなどのハブが必要になりますが、他のSwitchBotデバイスと連携をしてシーン登録しておけば、人感センサーで照明を自動でオンするみたいな使い方が可能です。
ハブミニのレビューはこちら
ミニプラグもトリガーの一つとして登録ができるので、使用している機器の消費電力をチェックしておいてミニプラグの電源がついたらスマホに通知するようなこともできます。
何気にこれが一番安心で、家にいない時でもミニプラグの状態が通知で残るのはありがたいですね。
HomeKit対応モデルならホームアプリから操作ができる
ホームアプリから操作をしたくてHomeKit対応モデルを購入しましたが、コントロールセンターから操作できたりとかなり便利でした。
ホームアプリへの追加は、HomeKitの設定コードをスキャンして手順通りに進んでいくだけ。
ホームアプリには設定した表示方法で追加されます。家の中だけであればホームハブなしでもホームアプリから操作が可能です。
ただ外出先でもホームアプリから操作したい人は、HomePodやHomePod miniが必要なので別途購入しなくてはいけません。
ホームアプリからの操作だとスライドして電源のオン/オフができますが、SwitchBotアプリで誤操作防止機能を設定していても確認のポップアップは表示されません。
心配な人はSwitchBotアプリのシーン設定で通知が来るようにしておきましょう!
SwitchBotアプリでもウィジェットから操作が可能ですが、わざわざホーム画面に戻って一番左までスワイプしないといけないのが面倒なんですよね。
ホームアプリで管理する恩恵としてコントロールセンターから操作ができるようになり、右上からシュッと下にスワイプするだけで操作ができます。
とはいえ、Siriやアレクサなどにアクションを追加しておけば音声コントロールで操作ができるので、ホームアプリに追加しないという人は通常モデルを買うようにしましょう。
HomeKit対応よりも安く買えます!
SwitchBot プラグミニ レビュー|まとめ
コンセントを使う機器を簡単にスマートホーム化できるSwitchBot プラグミニ。
照明の電源などコンセントを使う機器を手軽にスマートホーム化できるので、まだスマートホームを体験したことのない人や電源を入れる一手間をなくしたい人に最適な一台。
- ハブなしで遠隔操作ができる
- コンセントを簡単にスマートホーム化
- 安心して使える機能が搭載
- HomeKit対応
- 極性プラグ
- ホームアプリから遠隔操作する場合はホームハブが必要
プラグミニを使うのに子どもがいる環境なので、勝手に電源を入れてしまわないか心配でしたが、誤操作防止機能に加え電源がオンになったら通知が来るように設定して安心して使用ができています。
Matter対応のSwitchBot ハブ2を購入してから、ホームアプリでスマートホームデバイスを操作することが多くなり、HomeKitに対応するモデルがあるのはありがたい存在。
SwitchBot ハブ2のレビューはこちら
ハブを用意しなくても遠隔操作ができるプラグミニは、スマートホームを導入するハードルを一気に下げてくれる一台でした。
今回は、生活のちょっとした手間を解消してくれるスマートプラグ「SwitchBot プラグミニ」をレビューしました。
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