スマホやPCのバックアップにクラウドストレージを契約しているけど、なかなか埋まらない容量のために毎月料金を払うのが悩みっていう人もいるはず。
ポータブルSSDがあれば初期投資のみでバックアップやオフラインでのデータ移行も楽々できて便利ですが、耐久性だったり水に濡れてデータが破損してしまう不安がつきもの。
そんな不安を払拭してくれるポータブルSSD「SanDisk Extreme E61」を紹介します。
- コンパクトでスリム
- IP55の防滴・防塵性能
- セキュリティに優れている
- USB 3.2 Gen 2対応で高速データ転送
- 耐久性・保護性能を考えるとコスパがいい
- 保証期間が5年と長い
- パスワードの解除に専用アプリが必要
SanDisk Extreme E61はデータ転送スピードも高速だし、外出時の不意な事故から守ってくれる保護性能にも優れたポータブルSSDです。
外出時にオフラインでもiPad Proで作業できる環境を作りたかった私にとって、コンパクトで外出先でも安心して持ち運べる一台。
今回は、持ち運びに最適なポータブルSSD「SanDisk Extreme E61」をレビューします。
SanDisk Extreme E61
SanDisk Extreme E61の詳細を紹介していきます。
価格 | 11,917円〜 |
容量 | 500GB 1TB 2TB 3TB |
サイズ | 52.4mm(幅)×100.5mm(高さ)×8.9mm(厚み) |
コネクタ | USB-C |
互換性 | USB 3.2 Gen 2 USB 3.0/2.0 |
データ転送速度 | 読み込み速度:最大1050MB/s 書き込み速度:最大1000MB/s |
防滴防塵性能 | IP55 |
対応OS | Mac OS Windows |
保証期間 | 5年保証 |
SanDisk Extreme E61はUSB 3.2 Gen 2対応の高速データ転送ができて、IP55に加え最大2mから落としてしまってもデータを守ってくれる保護性能に優れたポータブルSSD。
内部へ粉塵の侵入を防止して、いかなる方向からの水流を3分間噴きつけても影響を受けない。
PS4やPS5などの据え置きゲーム機のストレージとしても使用できますし、MacとWindowsの両方に対応しています。
もちろんUSB-C搭載のスマホやiPad Proへの接続もできるため、データ管理や転送に困ることはありません。
保護性能に優れているのも魅力的ですが、ポケットに入れて持ち運べるほどコンパクトなので持ち運び用のポータブルSSDを探している人に最適な一台です。
GHシリーズは用途に応じて選べる3モデル
今回購入したExtreme E61は、GHシリーズの中でもミドルレンジモデルのポータブルSSD。
他にもエントリーモデルからプロモデルまで幅広いラインナップがあります。
モデル | SanDisk Portable SSD E30 | SanDisk Extreme E61 | SanDisk Extreme PROE81 |
---|---|---|---|
重量 | 40g | 52g | 77.5g |
サイズ | 46.9mm×96.9mm×9.91mm | 52.4mm×100.5mm×8.9mm | 57.3mm×110.2mm×10.2mm |
価格 | 9,997円〜 | 11,917円〜 | 26,054円〜 |
容量 | 480GB/1TB/2TB | 500GB/1TB/2TB/4TB | 1TB/2TB/4TB |
インターフェース | USB 3.2 Gen 2 USB-C | USB 3.2 Gen 2×2 USB-C | |
読み込み 書き込み | 読み込み:520MB/s | 読み込み:1050MB/s 書き込み:1000MB/s | 読み込み:2000MB/s 書き込み:2000MB/s |
防滴防塵性能 | IP55 | ||
256ビットハードウェア暗号化 パスワードロック機能 | |||
商品ページ | Amazon | Amazon | Amazon |
動画ファイルなど大容量のデータやセキュリティ面を重視したい人は、Extreme E61かExtreme PROE81が最適です。
防滴防塵性能や転送速度など最低限でもいいからコストを下げたい人は、エントリーモデルのSanDisk Portable SSD E30を選ぶのがベストです。
SanDisk Extreme E61|レビュー
SanDisk Extreme E61のレビューをしていきます。
- SanDisk Extreme E61
- USB-C to USB-Cケーブル
- USB-C to USB-A変換アダプタ
- 取り扱い説明書
今回購入したのは、ミドルレンジモデルのExtreme E61。
前面にプラスチック素材。側面と背面にはシリコン素材を使用しているので、落下時の衝撃から守ってくれます。
持ち運ぶ時の落下リスクを少しでも軽減するために、ストラップやカラビナをつけられるカラビナループを搭載。
Extreme E61の接続端子はもちろんUSB-C。
長さ10cmのUSB-C to USB-Cケーブルが付属しています。この長さが絶妙に使いやすくて、カフェのデスクなど狭い空間で活躍してくれます。
USB-A変換アダプタも同梱されているので、ポートに合わせた使い方が可能です。
この変換アダプタは向きによっては差し込めないので、気持ちばかりの安全設計で作られています。
大容量なのにコンパクトでスリム
Extreme E61はクレジットカードよりも少し大きいくらいのサイズ感。かなりコンパクトな設計で持ち運びに便利です。
自分の中で外付けハードディスクは大きいイメージのまま止まっていたのですが、ここまで大容量のデータをコンパクトに持ち運べるのかと思うと驚きですね。
重さも54gほどとかなり軽量。ポケットに忍び込ませて持ち歩いても、重さを感じずに持ち歩けます。
USB 3.2 Gen 2対応でデータ転送スピードも高速
Extreme E61はUSB 3.2 Gen 2対応。読み込み最大1050MB/s、書き込み最大1000MB/sと高速でデータの読み書きができます。
M1 MacBook Pro 13モデルとCalDigit USB-C SOHO Dockを介してのデータ転送スピード計測してみましたが、十分なデータ転送スピードを計測できました。
最大転送スピードでハブを介して使用したい場合は、CalDigit USB-C SOHO DockのようにUSB 3.2 Gen 2に対応したドッキングハブやケーブルが必要ですが、ハブを介しても十分な転送スピードが出るのは嬉しい限り。
MacBook Proの他にも、iPad ProのようにUSB-Cを搭載したタブレットやスマホでも使用できるので、外出時の作業を手軽にしたい人に最適な一台です。
防滴防塵仕様でデータを守りセキュリティも優れている
Extreme E61はIP55の防滴防塵性能に加え、専用アプリから本体へパスワードを設定できるため、急な雨や飲み物をこぼしてしまったり紛失しても安心です。
ある程度の水流であれば耐性があるので、飲み物をうっかりこぼしてしまっても大切なデータを失うことはありません。
専用アプリの「SanDisk Security」をインストールしてパスワードの設定ができるので、たとえ紛失してしまっても中身を読み込めなくすることもできます。
ただパスワードを設定してしまうと専用アプリか決まったデバイスからしか解除ができません。
MacBook ProとiPad Proなどで違うデバイス間で使用する際は、iPad Proからロックが解除できないデメリットもあります。
SanDisk Extreme E61 レビュー|まとめ
SanDisk Extreme E61はUSB 3.2 Gen 2対応で高速でデータ転送ができて、衝撃・保護性能に優れているポータブルSSDでした。
- コンパクトでスリム
- USB 3.2 Gen 2対応で高速データ転送
- 2mから落としても無事な衝撃性能
- 防滴・防塵で不意な事故からガード
- 本体のロックを解除するのに専用アプリが必要
自動で同期してくれるクラウドストレージですが、やっぱりネット回線が必須だったり維持費や通信費など外出時での使用ではネックな部分が少なくともあるんですよね。
SanDisk Extreme E61はコンパクトでIP55の防滴防塵性能を備えているので、大切なデータを安全に持ち歩いてオフラインでもノンストレスで作業したい人に最適なポータブルSSD。
今回は持ち運びに最適なコンパクトで保護性能に優れたポータブルSSD「SanDisk Extreme E61」をレビューしました。
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