ロジクールのハイエンドマウス「MXシリーズ」の中でも、機能性・操作性などすべてにおいて最上位モデルのMX Master 3。
操作しやすいボタンやどんな場所でも使用できるトラッキング性能など、旧モデルと比べ非の打ち所のないマウスにアップグレードしました。
充電ポートにUSB-C搭載。短い充電時間でより長く使用できるようになりました。
さらに前モデルよりもホイールの静音性が向上。細かい不満点を解消してくれるマウスとなりました。
前モデルMX Master 2Sと比較しながらMX Master 3をレビューしていきます。
ロジクール MX Master 3
MX Master 2Sの後継機として2年ぶりとなる、ロジクールハイエンドマウスの最新作「MX Master 3」が登場しました。
MX Master 3
価格 | 13,500円 |
カラーバリエーション | ・グラファイト ・ミッドグレー |
センサー | Darkfield |
解像度 | 200dpi〜4000dpi |
接続方式 | ・USBレシーバー ・Bluetooth |
充電端子 | USB-C |
駆動時間(フル充電) | 70日 |
Logicool Options/Flow | 対応 |
カスタマイズボタン | 6つ |
対応OS | ・Windows ・MacOS ・iPadOS ・Linux |
重さ | 141g |
13,500円と高級マウス。長時間使用するマウスだからこそストレスのない作業環境を手に入れるには、安い買い物だと感じるほどでした。
私自身、MX Master 2Sを約1年ほど使用していましたが、ホイールの静音性・充電端子・サイドボタンの配置など不満に感じていました。
関連記事 ハイエンドマウス「ロジクール MX Master 2S」をレビュー!高性能で快適な操作性…まさに神マウス!
今回、刷新された「MX Master 3」には、私自身が感じた不満点をすべて解消してくれるワイヤレスマウスとして生まれ変わりました。
新しく生まれ変わった4つスペック
MX Master 2Sの後継機モデルでもあるMX Master 3の大きく変わったポイントは4つ。
- USB-C搭載
- 静音性が高い〝MagSpeed™電磁気スクロール〟
- より正確な操作を実現する〝Darkfield™〟
- 操作がしやすいサイドのボタン配置とサムホイール
USB-Cが搭載したことによりわずかな充電時間でも長時間使用が可能。
精確なマウス操作をガラス面でも使用できるセンサーDarkfield™を搭載。静音性が高く滑らかなホイール操作を可能にするMagSpeed™電磁気スクロールが新しい技術として搭載しています。
サイドボタンの横並び配置やサムホイールが拡大したことにより、ミスの少ない操作性を実現。
MX Master 3は操作性は快適そのもの。作業中のちょっとしたストレスを感じないワイヤレスマウスです。
ロジクール MX Master 3をレビュー!
ロジクール MX Master 3をレビューしていきましょう!


さすがロジクールのフラッグシップモデル。MX Master 3の本体を拝む前から、胸が高まる外箱。

- MX Master 3
- Unifyingレシーバー
- USB-A to USB-Cケーブル
- 保証書
- 取扱説明書

持ち手部分がシリコン素材で作られているため、汚れが目立たないグラファイトをチョイス。
USB-C搭載で急速充電が可能
MX Master 3はUSB-C搭載の充電式ワイヤレスマウス。

USB-Cでの急速充電に対応したこともあり、わずか1分の充電で最大3時間。2時間でフル充電ができ、最大70日間使用が可能。
MX Master 2SはMicro-USBでの充電だったので、USB-C対応のデバイスが増えてきた今、待望のUSB-C搭載で嬉しいアップグレードとなりました。
Logicool Optionsでカスタマイズできる箇所は6つ
MX Master 3は左右のクリックボタンを除いて、カスタマイズできるボタンは6つ。

マウス上部には、ホイール部分と手前の2つ搭載。
ホイール部分には左右のチルト機能がないのが難点。
ですが、ボタンを押しながら上下左右に動かすことで、最大5つまで追加できるジェスチャーボタンをホイールボタンに戻る/進むと割り振れば、チルトホイールの役割をしてくれます。

サイドには、サムホイール・横並びのボタンが2つ・親指部分に1つのボタンが搭載。

MX Master 2Sではサイドのボタンが縦並びでサムホイールが小さいこともあり、サムホイールが操作しにくかったんですよね…
MX Master 3ではサイドのボタンが横並びになりサムホイールも大きくなったこともあり、誤操作が少なく操作がしやすくなりました。
細かい変更点ではありますが、長時間の作業でも違和感なく快適でスムーズに操作ができています。
よりフィット感を増した形状で軽やかな操作ができるマウス
MX Master 3を数週間使用してみましたが、前モデルのMX Master 2Sと比べフィット感が増してより疲れにくいマウスになった印象を強く感じました。

横から比べて見ると、MX Master 2Sは丸みを帯びた形状をしていますが、MX Master 3は親指の水かき部分が出っ張っていることがわかります。


MX Master 3を実際に持ってみると、水かき部分の出っ張りのおかげでフィット感が増してマウスを持ち上げる時も力を入れなくとも自然にマウス操作することが可能になりました。

MX Master 2Sよりも5.5gほど軽い142gと少しの軽量化ですが、数値以上に軽く感じるのは細かい部分の変更があったからこそだと強く感じます。
重量や形状のおかげで長時間のマウスを使用しての操作も疲れを感じることはありません。
ホイールの静音性が増してスムーズにスクロールができる
全モデルから大きく改良されたホイール部分のMagSpeed™電磁気スクロールは、静音性・ピクセル単位での精確な操作ができます。
1秒間に1,000行スクロールできるほど高速スクロールに対応。書類の確認やWebサーフィンをしている時も一気に下方までスクロールできてストレスなく操作可能。
ホイール・サムホイール部分にはスチールを採用。感じたことのないスムーズな操作感には気持ちが良いと感じるほど…
ホイールを回す強さで高速スクロールに切り替わるSmartShiftが搭載。快適なブラウジングを約束してくれます。
静音性に関しては前モデルのMX Master 2SとMX Master 3の動画を貼っておくので、ぜひMagSpeed™電磁気スクロールの静音性を感じてもらいたいです。
各アプリケーションを快適に使用できるプリセットが設定済み
Logicool Optionsを使用するとアプリケーションごとに設定を割り振ることができますが、MX Master 3ではPhotoshop・Premier Pro・ブラウザーを快適に使用できる最適な設定がプリセットされています。
Logicool Optionsの使い方や機能が知りたいという人はこちらの記事を参考にしてください。
関連記事 Logicool Optionsの機能や使い方を詳しく解説!
より快適な作業環境を手に入れたい人はMX Master 3を選ぶべし!
MX Master 3を購入してからスムーズな操作やスクロール時の静音性など、ストレスのない快適な作業環境を手に入れられて大満足です。
前モデルを購入してから1年での買い替えでしたが、「1万円を超えるマウスだけど、金額で迷っているなら買い!」と感じるほどオススメしたいマウスですね。
- USB-Cで充電できるワイヤレスマウス
- 長時間マウス操作をする
- 細かい作業をよくする
- 誤操作しにくくスムーズな操作性を求めている人
- クリエイティブな活動をしている人
MX Master 3は手に馴染みやすい形状で疲れにくく、長時間マウス操作をする人には強い味方。
今回は、非の打ち所がないハイエンドマウス「MX Master 3」をレビューしました。
クリエイティブ活動をしている人は、ぜひ使っていただきたいワイヤレスマウスです!
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