Keychron K2にはABS素材のキーキャップが搭載されていますが、どうしても打鍵感がカチャカチャしてしまいチープさを感じてしまのがデメリット。
耐久性とリッチな打鍵感を手に入れるためにキーキャップをPBT素材に交換しました。
- 打感が良くなる
- リッチな打鍵音になる
- 耐久性のあるキーキャップ
結果的にPBT素材のキーキャップに交換したところ、打鍵感も良くチープな音もせずに交換して大正解でした。
今回はKeychron K2のキーキャップ交換前に知っておきたいことに加え、Keychronから購入できる「OEM Dye-Sub PBT Keycap Set」をレビューしていきます。
Keychron K2|キーキャップ交換前に知っておきたいこと
Keychron K2に対応しているキーキャップレイアウトのキーサイズをチェックしておきましょう。
K2のサイズチャートを元にキーキャップセットや単体で購入するようにしてください。
Keychron K2にはCHERRY MX互換のGateronキースイッチを採用しています。交換の際はMXスタイルに対応するキーキャップを選ぶようにしましょう。
基本的にはキーサイズは一番小さいキー(1u)を基準にしています。
スペースキーのサイズは各キーボードによってサイズが違うので、交換をする際は必ずK2のサイズチャートを参考にして購入するようにしてください。
キーキャップ選びで不安な方はKeychronから購入すれば間違いがないので、使用しているモデルに合わせてキーキャップセットを購入するようにしましょう。
Keychron K2のレビューが気になる人はコチラから
レビュー記事 Keychron K2をレビュー|Mac対応のコンパクトでデスクスペースを広げてくれるワイヤレスキーボード
キーキャップ|形状(プロファイル)
様々な形状をしたキーキャップが販売されています。
プロファイルは薄さなど様々ですが、下記の2つのタイプをポイントにして選べばいいと思います。
ノンスカルプチャード
キーレイアウトの段が全て均等な高さのプロファイル。
スカルプチャード
段によって高さが違うプロファイル。
個人的にはOEMのように段によって高さの違うプロファイルの方が、ミスタイプも少なく格段にタイピングがしやすくておすすめです。
プロファイルについては下記サイトが比較しやすいので、プロファイル選びの参考にしてみてください。
ABS素材が合わないならPBT素材が最適
主にABS/PBT素材で作られたキーキャップが数多く販売されています。
ABS素材
- 低価格で購入できる
- ダブルショットキーキャップの種類が豊富
- 打鍵音が安っぽい
- 耐久性が低く汚れやすい
PBT素材
- 耐久性がある
- 打鍵音がリッチ
- 価格が高い
- ダブルショットキーキャップの種類が少ない
もしABS素材のキーキャップで打鍵音や質感が合わない場合は、キーキャップをPBT素材などに交換するだけでかなり改善されるのでぜひとも試してもらいたいです。
ABS素材とPBT素材の打鍵音を比較した動画をチェックしてみてください。
PBT素材のデメリットは比較的価格が高価なこともありますが、バックライトが透過されるダブルショットキーキャップの種類が少ないこと。
バックライト機能は必要不可欠だという人は、Keychronに取り扱いがあるので一度チェックしてみてください。
OEM Dye-Sub PBT Keycap Setをレビュー
前置きが長くなってしまいましたが、Keychron K2に交換した「OEM Dye-Sub PBT Keycap Set」をレビューしていきます。
OEM Dye-Sub PBT Keycap Setには15種類のカラーバリエーションがありますが、購入したのはBluish Black Whiteをチョイス。
価格/配送料 | 価格:40.0ドル(約4,730円) 配送料:14.50ドル(約1,710円)〜 ※現在(2022/03/15)のドルレート |
バックライト | 非対応 |
プロファイル | OEM |
素材 | PBT |
印刷タイプ | 昇華印刷 |
対応モデル | Q1/Q2/K2 |
Macレイアウトのキーはもちろん、WindowsやLinuxの装飾キーも同梱しています。
プリセットで用意されているカラーレイアウトをそのままに、白いキーキャップが映えるカラーでお気に入り。
ブラックに近いネイビーのキーキャップは高級感があり、Keychronの代名詞でもあるオレンジカラーのキーが色鮮やかで好印象です。
プリセットされているキーキャップにはBluetoothマークが印字されていましたが、OEM Dye-Sub PBT Keycap Setには印字がなくスッキリとしたレイアウト。
触り心地はサラサラとして打ち心地が最高
ABS素材のツルツルとした質感にミスタイプをしてしまう時がありましたが、PBT素材に変えてからはザラつきのあるサラサラとした質感でミスタイプも減り最高の打ち心地が手に入りました。
比較してみるとキーキャップ表面が目で見てわかるほど違いがあります。
キーキャップ自体の厚みは1.6mmあり、打ち心地がよくリッチな打鍵音になりました。
キーキャップ表面の印字は高級キーボードにも施されている昇華印刷(Dye-Sub)。
表面に焼き込むレーザー印刷とは違い、昇華印刷では特殊なインクを樹脂に浸透させてキーキャップの印字が消えにくい印刷方式。
お気に入りのキーキャップを長く使えるように昇華印刷のキーキャップを選んでおきたいところですね。
ABS素材のキーキャップではタイピングする度に、テカってしまい汚れが目立つのが悩みの種でした。
PBT素材に変えてからは汚れが目立ちにくく、使用するたびに汚れを拭き取ることが減ったのも嬉しい部分。
OEMプロファイルで快適にタイピングができる
商品名にも記載されている通り、OEM Dye-Sub PBT Keycap SetはスカルプチャードなOEMプロファイル。
キーの段によって高さや形状が違いますが、Keychronが販売しているので箱から開けてそのまま交換するだけ。
もちろん環境や好みによってプロファイル選びは様々ですが、長時間タイピングする機会が多い私にとってOEMプロファイルは理想的なプロファイルでした。
タイピングを良くする人は、スカルプチャードのキーキャップの方が快適にタイピングしやすく疲れにくいので最適です。
バックライトは透けないけど十分に使用できるキーキャップ
前述した通り昇華印刷のOEM Dye-Sub PBT Keycap Setは、文字や装飾キー部分の印字は透けて光りません。
バックライトはなくてもいいと感じているのでそこまで重要ではありませんが、キーの隙間からはしっかりバックライトが光り輝きます。
キーボードに派手さを求めていない人でも、バックライトを使用する場面では程よい光量だと感じました。
ブラックを基調としたデスクにも馴染みやすい
十人十色の選び方があるキーキャップ。今までブラックで統一していたデバイスでしたが、重かったデスクにいいアクセントカラーとして馴染んでくれました。
とはいえスーパーホワイトくらい真っ白なキーキャップなので汚れなどが目立つとは思いますが、その都度キーキャップ沼にハマってデスクセットアップを楽しんでいこうと思います。
もし自分と似たようなテイストの人は参考にしてください。
Keychron K2のキーキャップ交換|まとめ
Keychron K2を購入と同時にPBT素材に交換した方がいいくらい、打ち心地がリッチになります。
ABS素材のまま使用している人は、この機会にPBT素材のキーキャップに変更してみてください。全く違うキーボードに生まれ変わります。
Keychronから購入するほかにも、遊舎工房やふもっふのおみせで好きなキーキャップカスタマイズにどっぷりハマってみてください。
今回は、Keychron K2をPBT素材のキーキャップに交換するメリットと「OEM Dye-Sub PBT Keycap Set」をレビューしました。
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