ロジクールの定番トラックボールマウス「ERGO M575」が約4年ぶりにアップグレードされ、後継機モデルの「ERGO M575SP」が登場。
- エルゴノミックで腕の疲労感軽減
- 前モデルに比べてクリック音が80%ノイズ軽減
- Logi Bolt対応
- 軽量で持ち運びに最適
- 電池交換タイプ
新しく登場したM575SPは、静音クリックを採用して、前モデルに比べてクリック音が80%軽減とノイズレス。
他にもLogi Boltに対応したりと、長年愛用しているファンからしたら嬉しいアップデートになりました。
静音性に優れた定番トラックボールマウス「ロジクール ERGO M575SP」をレビューしていきます。
ロジクール ERGO M575SP|スペック・詳細
ロジクール ERGO M575SPのスペックと詳細を紹介していきます。
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ロジクール ERGO M575SP|価格・スペック
価格 | 8,470円 |
---|---|
カラー | グラファイト + ブルーボール ブラック + ブルーボール オフホワイト + ブルーボール ブラック + シルバーボール |
重量 | 約145g |
センサー | アドバンスオプティカル |
解像度 | 400dpi〜2,000dpi |
接続方式 | Logi Boltレシーバー Bluetooth Low Energy(BLE) |
通信距離 | 最大約10m |
バッテリー | 単三乾電池×1本 |
駆動時間 | 最大18ヶ月 |
カスタマイズボタン | 3つ |
チルト機能 | なし |
高速スクロール | 非対応 |
接続台数 | 2台 ※BluetoothとLogi Boltレシーバー |
Logi Flow | 非対応 |
対応OS | Windows 10以降 macOS 11以降 iPadOS 14以降 ChromeOS Linux |
保証期間 | 2年間 ※Amazon限定モデルは1年 |
ロジクール ERGO M575が発売されてからというものの、196週連続でAmazon売れ筋ランキング1位を獲得している定番のトラックボールマウス。
そんな王道トラックボールマウスが新しく生まれ変わったのが「ロジクール ERGO M575SP」。
ERGO M575のレビューはこちら!
見た目は全く変わらない両モデルですが、M575SPは静音クリックを採用しており、前モデルと比べてクリック音が80%軽減と静音モデルになっています。
Logi Boltに対応したことで、MX KeysなどのLogi Bolt対応キーボードと1つのレシーバ一だけで接続できるようになりました。
ロジクールの新しい製品はLogi Bolt対応が多いからレシーバー派の人は嬉しいアップデートですね!
ロジクール ERGO M575SP|レビュー
ロジクール ERGO M575SPをレビューしていきます。
- ERGO M575SP
- Logi Bolt USBレシーバー
- 単三乾電池
- 取扱説明書
- 保証書
M575SP本体は再生プラスチックを使用したサステナブルなトラックボールマウス。
手に当たる部分にシリコン素材が使われていないので、サラサラとした質感でお手入れが簡単です。
ホイール部分には、滑りにくいシリコン素材を採用しています。前モデルと同様にチルトホイールが非搭載で、高速スクロールも非搭載なのが非常に惜しい。
ホイール部分のミドルボタンと左クリック部分に2つのボタンが搭載しており、カスタマイズできるボタンは全部で3つ。
背面には、電源スイッチとペアリングボタンを搭載しています。BluetoothとLogi Bolt USBレシーバーを使用して、各1台ずつペアリングが可能です。
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ERGO M575SP|ペアリング方法
まロジクール公式サイトからLogi Options+の最新バージョンをダウンロードしておきましょう。
ペアリングボタンを長押ししてペアリングモードにします。
Bluetooth設定から「ERGO M575」を選択して接続します。なぜかERGO M575SPと表示されないですが、接続が完了すると「ERGO M575SP」と表示されるようになります。
以上でペアリング方法は完了です。もしわからないという人は、Logicoolサポートのセットアップ方法を参考にしてみてください。
ペアリングが無事に完了すると、Logi Option+にM575SPが追加されます。あとは好きなようにカスタマイズして効率の良いカスタマイズを探してみてください。
M575SPは、単三形乾電池1本で最長18ヶ月使用可能。
Logi Bolt USBレシーバーを一緒に収納できるので、小さいレシーバーをなくすことなくまとめて持ち歩けます。
重さは、電池とレシーバーを収納した状態で約156gとかなり軽量。
従来のトラックボールマウスと同じくやや大きめですが、軽量なだけでも持ち運び用のトラックボールマウスとして最適です。
自然に馴染む疲れにくいエルゴノミックデザイン
M575SPは角度調整ができないモデルですが、自然にフィットする形状で疲れにくく、力まずに操作ができるトラックボールマウス。
なだらかな角度のおかげで手に馴染みやすく、手を添えた時のフィット感は抜群です。
無駄な力が入ってしまうと手や腕が疲れてしまうんですよね。
M575SPはそんなことがなく、前腕筋の緊張を25%も軽減してくれるように設計をしているので、長時間のマウス操作を快適にしてくれます。
サイズは大きめではありますが、平べったい形状をしているので、手が小さい人でも問題なく操作ができると思います。
トラックボールを取り出しやすくて手入れが楽
定期的にトラックボールを外してセンサー部分の埃を掃除する必要がありますが、M575SPは取り出しやすくて手入れが楽です。
M575SPの背面には、トラックボールを取り出すための穴が空いています。
太めのボールペンを使っても問題なく取り出すことが可能です。
中には取り出すための穴が小さくて、取り出すのに一苦労するものもあるので、取り出し穴が大きいのは助かります。
トラックボールの動きが鈍くなったら、柔らかい綿棒などを使って埃を取るタイミング。
短い間隔で埃が溜まるので、2週間に1回を目安にクリーニングするのがベストです。
クリック音がしないノイズレスな静音モデル
M575SPの最大の特徴は、静音クリックを採用したクリック音がほぼしない静音モデルであること。
実際に前モデルのM575と比較してみましたが、周囲が静かな環境でも悪目立ちすることはないぐらいクリック音がしません。
静音モデルになったことでクリックをする感覚が若干ソフトになったように感じました。
使い始めたばかりの時は少し違和感がありましたが、今ではM575SPの柔らかい感覚の方が好みです。
ボタン数は少ないがジェスチャーボタンで効率を上げてくれる
カスタマイズできるボタン数は3つと少なく、しかもチルトホイール非搭載とカスタマイズ性は物足りないのが正直なところ。
とはいえ、Logi Options+を使用すれば、ボタンのカスタマイズやSmart Actionといったマクロ機能が使えるのはロジクールマウスの魅力です。
Logi Options+の機能についてはこちらの記事!
ボタン数の少なさとチルトホイールのデメリットを補ってくれるのがジェスチャーボタンで、1つのボタンに最大5つまで好きなアクションを割り振ることが可能です。
よく使うアプリケーションごとにボタンのカスタマイズも可能で、自動で切り替えてくれて作業効率が格段に上がるので便利。
Smart Actionといったマクロ機能を使えるので、ボタン1つで複数のアプリを開いたり、ChatGPTを開いて質問をしたりすることができます。
ロジクール ERGO M575SP レビュー|まとめ
M575SPは静音モデルだけあって、どんな場所でも気にせず使用できて、ソフトなクリック感がたまらないトラックボールマウスでした。
- 手に馴染みやすい形状
- クリック音がしない静音モデル
- Logi Bolt対応
- 軽量で持ち運びに最適
- 前モデルと比べて新しい機能が少ない
- ボタン数が少ない
ただ前モデルのM575から大きな変化を感じられず、新しく買い換えるほどの魅力はそこまで感じられませんでした。
チルトホイールだけは搭載して欲しかった…
トラックボールマウスを試してみたい人にとっては、自然に馴染みやすい形状で疲れにくいので、初めての1台として最適です。
今回は、静音クリック採用の静かすぎるトラックボールマウス「ロジクール ERGO M575SP」をレビューしました。
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