EDIFIER W260NCをレビュー|低価格でも多機能でハイレゾ音質に対応したコスパに優れたワイヤレスイヤホン

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高性能なノイズキャンセリング機能やハイレゾ音質など、手頃な価格でも使いやすく性能に優れたワイヤレスイヤホンを選びたいところ。

リーズナブルな価格でも音質・機能性を損いたくない人に、1万円程度で購入できるワイヤレスイヤホン「EDIFIER W260NC」を紹介

EDIFIER W260NC|特徴
  • 1万円ほどで購入できるコスパの良さ
  • LDAC対応
  • 最大-45dBのANC機能
  • 外音取り込みモード搭載
  • マルチポイント・着脱感知機能搭載
  • 軽やかでクリアな抜けのあるサウンド
  • レザー調のファッショナブルなデザイン
  • イヤーピースのサイズが少ない
  • ケースから取り出しにくい
  • ワイヤレス充電に非対応

W260NCはミドルクラスのワイヤレスイヤホンでありながら、LDAC対応でワイヤレスでもハイレゾ音質で楽しめる1台。

とにかく機能が豊富で強力なANC(アクティブノイズキャンセリング機能)や外音取り込みモードに加えて、着脱感知機能も搭載しているコスパに優れたモデルです。

今回は、低価格でも多機能でクセのない高音質なワイヤレスイヤホン「EDIFIER W260NC」をレビューしていきます。

この記事はメーカー様よりご提供いただき、率直なレビューを元に作成しています。

Contents

EDIFIER W260NC|スペック・詳細

EDIFIER W260NCのスペックと詳細を紹介していきます。

クリックすると開きます

EDIFIER W260NC|価格・スペック
価格11,990円
重さケース+イヤホン
約50.2g
イヤホン(片側)
約5.2g
カラーバリエーションダークブルー
アイボリーホワイト
再生時間ANC ON
6時間(イヤホン)+18時間(充電ケース)
ANC OFF
8時間(イヤホン)+24時間(充電ケース)
充電時間1時間
※イヤホンと充電ケース共に同じ充電時間
充電端子USB-C
ワイヤレス充電非対応
ドライバー同軸デュアルダイナミックドライバー
ウーファー:10mm
ツィーター:6mm
対応コーデックLDAC
SBC
AAC
接続方式Bluetooth5.3
伝送帯域20Hz-40KHz
ANC
外音取り込みモード
対応
着脱感知機能
ゲームモード
(低遅延モード)
マルチポイント最大2台まで対応
※LDACコーデックを使用する場合は利用不可
防水性能IP54
EDIFIER W260NC|スペック

EDIFIER製品は、以前紹介した高級イヤホンに劣らない音質の「NeoBuds Pro 2」をはじめとする、低価格でも高音質なオーディオ製品を扱うメーカー。

EDIFIER製品のレビューはこちら!

W260NCはコストパフォーマンスに優れたモデルで、強力なANC機能や着脱感知機能に加えて、LDACにも対応してハイレゾ音質で音楽を楽しめる1台。

同軸デュアルダイナミックドライバーを採用しており、抜けのあるクリアで迫力のあるサウンド。

ANC機能は最大-45dBまでノイズカット。価格以上にANCの性能は抜群です。

とにかく機能が豊富で高音質な音楽を楽しめるので、低価格でも機能性を重視したいって人に最適なワイヤレスイヤホンです。

EDIFIER W260NC|レビュー

EDIFIER W260NCをレビューしていきます。

同梱物
  • W260NC(イヤホン+ケース)
  • USB-C to USB-Aケーブル
  • イヤピース(S/M/L)
  • 取扱説明書

提供していただいたのはW260NCはダークブルー。

本体のデザインは特徴的なレザー調を採用しており、傷や汚れが目立ちにくくファッショナブルに持ち歩けます。

背面には、リセット・Bluetoothモードへの切り替えができるボタンが搭載。

充電中はLEDでお知らせ

充電ポートはUSB-Cを採用。ただ肝心のワイヤレス充電には非対応です。

置くだけで充電ができる環境に慣れているので、リーズナブルに購入できるとはいえ、ワイヤレス充電に対応して欲しかったのが正直なところ。

ケースの開閉角度が狭く、ケースからイヤホンが取り出しにくかったです。

収納は難なくできるのですが、取り出すたびに手間取ってしまいます。

長めのスティックを採用したレザー調のイヤホン

イヤホン本体にもレザー調のデザインを採用しており、プラスチックのチープさを感じさせません。

AirPodsのような長めのスティックを採用していますが、肌に当たって不快に感じることはありません。

付属のイヤーピースは、楕円の形状をしたS/M/Lの3サイズ

耳の奥にしっかりと入ってくれるのはいいのですが、Lサイズを使用しても少し小さく感じました。

AZLA SednaEarfit MAXを装着

もちろん他メーカーのイヤーピースを装着できるので、付属のイヤーピースが耳に合わない人は、自分に合ったイヤーピースを選んでください。

AZLA SednaEarfit MAXのレビューはこちら!

着脱感知機能・タッチセンサーなど豊富な機能を搭載

W260NCは、着脱感知機能など低価格でも豊富な機能を搭載したワイヤレスイヤホン

EDIFIER W260NC|機能一覧
  • ANC機能
  • 外音取り込みモード
  • 風切り音軽減
  • 着脱感知機能
  • タッチセンサー
  • マルチポイント対応
最大4つまで専用アプリから設定ができます

W260NCのスティック部分にはタッチセンサーを搭載

イヤホンの操作は、2回/3回タップして操作が可能で、1回タップでの操作は反応しないようになっています。

ゆう

タッチセンサーの感度が良くても誤作動が少なくて嬉しい仕様!

W260NCには着脱感知機能が搭載しています。

1万円程度で購入できるイヤホンだと、着脱感知機能が搭載していないものが多いので、この価格帯で搭載しているのは嬉しい限り。

最大2台まで同時接続が可能なマルチポイントにも対応。ただし割り込みでの切り替えには非対応です。

例えば、iPhoneで音楽を聴いていてiPadに切り替えたい場合は、iPhoneの音楽を1回止めなくては切り替えができません。

LDACで音楽を聴く場合は、専用アプリからマルチポイント接続をオフにしないと、ハイレゾ音質で音楽を聴くことはできません。

クリックすると開きます

EDIFIER W260NC|ペアリング・マルチポイント設定方法
STEP
デバイスとペアリングする
内部のLEDが光れば電源オン

初めてペアリングする場合は、ケースを開けると自動でペアリングモードになります。

あとはデバイスのBluetooth設定から「EDIFIER W260NC」を選択すればペアリング完了です。

STEP
マルチポイントの設定方法

マルチポイントを使用する場合は、1台目のデバイスをペアリングしたあとに、イヤホンをケースに入れた状態で背面のボタンを3秒長押ししてペアリングモードにします。

あとは2台目のデバイスとペアリングして、1台目のデバイスを手動で接続したらマルチポイントの設定は完了です。

もし接続がうまくいかない場合は、アプリのマルチポイント設定がオフになっている可能性があるので、チェックしておきましょう。

専用アプリで使いやすい設定でカスタマイズができる

専用アプリ「EDIFIER ConneX」を使用すれば、タッチコントロールの割り振りや外音取り込みモードの強さの調整ができます。

Edifier ConneX

Edifier ConneX

BEIJING EDIFIER TECHNOLOGY CO.,LTD.無料posted withアプリーチ

EDIFIER ConneX|できること
  • ANC/風切り音低減/外音取り込みモードの切り替え
  • 外音取り込みモードの強さ調整
  • イコライザーの調整
  • ゲームモードの切り替え
  • タッチコントロール/タップ感度の設定
  • 着脱感知機能のオン/オフ
  • マルチポイントのオン/オフ
  • イヤホンを探すためのサウンド再生
  • アナウンス音量の調整
  • 電源オフ
  • Bluetooth設定
  • 初期化

イコライザーは細かいカスタマイズはできず、4つのプリセットの中から選べます。

EDIFIERアプリの便利なところは、タッチコントロールをプリセットから使いやすい設定に変更できるところ。

EDIFIER ConneX|タッチコントロール設定
  • 一時停止/再生
  • 前曲/次曲
  • 音量+/音量−
  • サウンドコントロール(モード切り替え)
  • ゲームモード
  • 音声アシスタント

※サウンドコントロールの設定は、最大3つまでモードを割り振ることが可能です。

タッチコントロールの設定は、左右のイヤホンにそれぞれ2つの合計4つまで割り振ることができます。

スクロールできます
タップ感度
着脱感知機能の設定
マルチポイントの設定

他にもタップ感度の調整や着脱感知機能の設定など、細かいカスタマイズが可能です。

ANCや外音取り込みモードの強さを調整ができる

W260NCに搭載されているANC機能と外音取り込みモードは、周囲の環境に合わせて強さを調整ができます。

W260NC|モードの種類
  • 高/低のANCモード
  • 外音取り込みモード(7段階で調整)
  • 風切り音軽減モード
  • ゲームモード(低遅延モード)

ANCは高/低の2段階で調整ができます。

ANCが強すぎると耳が疲れてしまうのですが、弱い設定にして置けば軽減されたので、強さ調整ができるのは嬉しい機能です。

W260NC|ANC機能の評価

高:ANC OFF時と比べて60%〜70%軽減

低:ANC OFF時と比べて40%〜50%軽減

飛行機のエンジン音みたいな低音の音はかなり軽減してくれますが、電車の走行音など高音のノイズはそこまで大きく軽減してくれません。

とはいえ、生活音はかなりノイズカットしてくれるので、この価格帯では十分満足できるANC機能を備えています。

ゆう

低価格でこの性能ならかなりコスパがいいです!

他にも風切り音軽減モードがかなり優秀で、切り替えた瞬間に風切り音だけを完全にシャットアウト

ANC機能はオフになる仕様になっているので、ランニングなどのお供にも最適です。

W260NC|外音取り込みモードの評価

電車のアナウンスや対面での話し声などしっかり聞き取れて、ノイズも入らずに日常生活で十分に使用できる性能。

外音取り込みモードに関しては、イヤホンをつけていない時ほどクリアには聞こえないですが、周囲の音をしっかり聞き取ることができます。

ただ7段階の調整機能は変化を感じ取ることはできませんでした。

EDIFIER W260NC|音質チェック

Amazon Music UnlimitedでW260NCを使用してみたところ、ボーカルの透き通るようなクリアな音質は清々しく感じました。

W260NC|音質評価

高音域
1
2
3
4
5
中音域
1
2
3
4
5
低音域
1
2
3
4
5
バランス
1
2
3
4
5

全体的に抜けのある音質で軽快なサウンド。高音はとにかく爽やかで美しい音質に加えて、キレのある低音は立体感を生み出してくれます。

1万円程度で購入できる価格帯のイヤホンの中では、立体感もしっかりありますしクセも少ないので、軽やかな音質だけど厚みのあるサウンドを楽しみたいという人に最適なイヤホンです。

EDIFIER W260NC レビュー|まとめ

EDIFIER W260NCは1万円程度で購入できるとはいえ、価格以上に多機能で性能も満足度が高く、軽快なサウンドで音楽を楽しめました。

EDIFIER W260NC
総合評価
( 4 )
メリット
  • 1万円程度で購入できる
  • 同価格帯の中でも強力なANC機能
  • マルチポイント・着脱感知機能を搭載
  • LDAC対応でハイレゾ音質で楽しめる
デメリット
  • イヤーピースのサイズが小さめ
  • ケースから取り出しにくい
  • ワイヤレス充電に非対応

ケースの使いやすさを除けば、価格以上に満足度が高かっただけに改良して欲しいと感じてしまいました。

とはいえ、この価格帯で強力なANC機能やマルチポイント、着脱感知機能などが搭載しているのは驚きの一言。

ハイエンドモデルの「NeoBuds Pro 2」と比べると解像度など劣ってしまう部分も多いですが、それでもクリアで軽やかなボーカル音にキレのある低音はかなりコスパに優れたモデルでした。

今回は、価格以上に多機能すぎる抜けのある軽快なサウンドのワイヤレスイヤホン「EDIFIER W260NC」をレビューしました。

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