SwitchBotのスマートリモコンといえば、業界No.1の売り上げを誇るSwitchBot ハブミニ。
そんなハブミニがスマートホームの新規格Matterに対応して新しく登場しました。
- Matter対応
- USB-Cポート搭載
- ※専用ケーブルで温湿度センサーとして連携可能
- 最大4台まで連携してホームアプリで操作が可能
- Wi-Fi未接続だとエアコンなどの操作ができない
- ホームアプリで操作するにはHomePod Miniなどのホームハブが必要
※専用ケーブルは開発中で温湿度の表示は今後のアップデートで対応します。現在:2024年1月25日
SwitchBot ハブミニは、SwitchBot製品はもちろんのこと、エアコンやテレビなど赤外線リモコンで操作する家電の操作を1台にまとめられるスマートホームデバイス。
生活を豊かにしてくれるハブミニがMatterに対応したことにより、様々な家電の操作をホームアプリから可能になりました。
今回は、Matterに対応して最大4台までホームアプリで操作できるスマートリモコン「SwitchBot ハブミニ(Matter対応)」をレビューしていきます。
SwitchBot ハブミニ(Matter対応)
SwitchBot ハブミニ(Matter対応)の詳細を紹介していきます。
価格 | 5,980円 |
---|---|
カラー | ホワイト |
サイズ | 65mm×65mm×20mm |
電源 | USB-C ※5V1A以上のACアダプターが必要 |
通信方式 | BLE:4.2以降 Wi-Fi:2.4Ghzのみ |
最大通信距離(Bluetooth) | オープンエリアで最大120m |
遠赤外線送信距離 | オープンエリアで最大30m |
接続台数 | Bluetoothデバイス:120台 赤外線リモコン:無制限 サブデバイス(Matter):4台 |
温湿度計 | ※現在開発中 | ※別売りの専用ケーブルで対応
サードパーティサービス | Amazon Alexa Googleアシスタント Siri Shortcuts IFTTT SmartThings Matter |
対応OS | iOS 12.0以降 Android 5.0以降 WatchOS 4.0以降 |
新しくMatterに対応したハブミニは、温湿度計を備えた専用USB-Cケーブルを使用することで温湿度の計測もできる拡張性に優れたスマートリモコン。
私自身、Matter対応のSwitchBot ハブ2を使用して、iPhoneのホームアプリから管理しているのですがこれがまた便利。
もちろんオールインワンな機能を搭載したハブ2と比べると機能は劣りますが、部屋の各所に温湿度計など設置するならハブミニの方が使い勝手がいいです。
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ハブミニとハブ2|機能比較表
ハブミニ | ハブ2 | |
---|---|---|
価格 | 5,980円 | 8,980円 |
電源ポート | USB-C | |
ローカル操作 | 非対応 | 対応 |
エアコンのリモコン同期 | 非対応 | 対応 |
スマートボタン | 非搭載 | 搭載 |
温湿度 | ケーブルで対応 | 搭載 |
温湿度表示 | 非搭載 | 搭載 |
照度センサー | 非搭載 | 搭載 |
追加可能サブデバイス | 最大4台 | 最大6台 |
ハブ2のレビューはこちら!
ただMatter対応とはいえホームアプリで操作するには、HomePod Miniのようなホームハブも別途必要になるので、導入コストがかかってしまうのが悩み。
使用環境が整っていてホームアプリから一括で管理したいという人は、Matter対応のハブミニは低価格で購入できるため試すにはもってこいのスマートリモコンです。
SwitchBot ハブミニ(Matter対応)|レビュー
SwitchBot ハブミニ(Matter対応)をレビューしていきます。
- ハブミニ本体
- USB-C to USB-A(1.5m)
- Matter設定用コード
- 取扱説明書
- 両面テープ
新しく登場したMatter対応のハブミニは、非対応モデルと全く同じ外観。
ハブミニ(Matter対応)上部には、デバイスの追加/リセットボタンを搭載。
本体の変わった点はUSB-Cポートを搭載。USB-Cケーブルで統一している人にとっては嬉しい変更点です。
他にも壁面へ両面テープで設置した時に、ケーブルの向きを気にせずに抜き差しがしやすいのもUSB-Cに変わった大きなメリットでもあります。
同梱しているケーブルはコンセントの位置が少し離れていても使える、長さ1.5mのUSB-C to USB-Aが同梱。
電源アダプターは付属していないので、別途購入する必要があります。
取り付け方法は平置きか壁面への設置が可能
ハブミニ(Matter対応)は平置きか壁掛けの2つの設置方法で使用できます。本体は軽量設計なので、壁面へ設置しても落ちることなく使用できました。
本体の重さは39gと軽量。これだけ軽ければ壁面への設置でも、安心して取り付けができます。
背面には画鋲などで設置できるように、壁掛け設置用の穴が空いています。両面テープで使用する際は、ガイドに合わせて貼り付けて設置するだけ。
比較的どこでも手に入るような画鋲を使用してみましたが、問題なく設置できました。
フックや画鋲を使用した方が手軽に設置ができるのですが、少し浮いてしまうのが見た目が美しくありません。
個人的には両面テープを使用した方が、壁にピタッとくっついて綺麗に設置ができるのでおすすめです。
両面テープを使用して設置する場合は、貼り付ける前にマスキングテープで保護しておくと、賃貸の人でも壁紙を傷つけることなく貼り付けられるので忘れず用意しておきましょう。
SwitchBot ハブミニ(Matter対応)|設定方法とできること
ハブミニ(Matter対応)のセットアップ方法やエアコンの追加など、専用アプリから誰にでも簡単にできます。
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- リモコンを一括管理
- シーン設定で家電などを一括操作
- 外出先から遠隔操作
- 音声操作でリモコンの操作が可能
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ハブミニ(Matter対応)|セットアップ方法
ホーム画面の右上の+から「デバイスの追加」→「ハブミニ」をタップ。
ハブミニ(Matter対応)を追加するには、上部のボタンを3秒長押しします。
長押してLEDが素早く点滅すれば次に進む合図です。
あとはWi-Fiに接続して名称を記入したら追加完了です。
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ハブミニ(Matter対応)|エアコンの追加方法
ハブミニの設定画面を開いて、「追加」からリモコンの追加をします。
追加したいリモコンの種類をタップ。
リモコンの追加は自動/手動で検出可能で、もしリストにないリモコンでもボタン学習で追加することが可能です。
自動学習の場合は、「リモコンの自動学習」→「今すぐ開始」をタップして、追加したいリモコンを操作するだけで対応しているテンプレートが提案されます。
あとは提案されたテンプレートの中から正常に操作できるものを選ぶだけ。これでハブミニにリモコンが追加されます。
SwitchBotアプリに追加したリモコンごとに操作が可能なので、部屋中にあるリモコンをアプリでまとめて管理ができて便利。
もちろん使用場所ごとに分けておけば、同じようなリモコンでもわかりやすく管理ができます。
他にもオートメンションを作成しておけば、起床時間になったら部屋のライトをつけるようなアクションの自動化が可能。
もちろんSwitchBot製品と連携して、ロック Proが解錠されたらボットと連携して玄関のライトをつけるようなアクションも自由自在にできるようになります。
テンプレートには必要なSwitchBot製品がリスト化されているので、スマートホーム初心者には嬉しいですね!
SwitchBot製品のおすすめ記事はこちら!
オートメンション以外にもシーンを作成すると、SwitchBotアプリやショートカットアプリのウィジェットから操作ができるようになったり、音声操作で家電の一括操作ができるようになります。
- Alexa
- Googleアシスタント
- Siri
「Hey Siri, 朝の支度をして」 の音声操作でライトやテレビ、カーテンを開けるなど、追加した家電の操作やSwitchBot製品の操作ができます。
Matter対応でホームアプリからエアコンなどの操作が可能に
ハブミニ(Matter対応)はMatterに対応したことにより、iPhoneなどのホームアプリから最大4台までの家電やSwitchBot製品の操作が可能になりました。
ハブミニ(Matter対応)|Matter設定方法
ホームアプリの右上にある+から「アクセサリを追加」をタップして、ハブミニに同梱されていた設定用のQRコードをスキャンします。
ハブミニがブリッジとして読み込まれるので、「ホームに追加」→「続ける」でホームアプリに追加完了です。
ホームアプリとの連携が完了したら、ハブミニの設定画面から「Matter設定(ベータ版)」→「サブデバイス」をタップ。
あとは未追加にあるSwitchBot製品かハブミニに追加したリモコンが表示されるので、サブデバイスとして追加したいものをタップして完了です。
無事にハブミニのサブデバイスとして追加されると、ホームアプリに読み込んだリモコンに応じたものが追加されます。
ハブミニのサブデバイスとして追加できるのは最大4台までと制限があるので、追加したいデバイスが多い人は最大6台まで追加可能なハブ2を選んだ方が無難です。
今回追加したエアコンのリモコンの操作もホームアプリから可能。ただし細かい操作はできないので、温度調整/暖房/冷房/電源と必要最低限の操作だけが可能です。
ただし注意が必要なのが、ハブミニだけではホームアプリに接続ができず、HomePod miniやGoogle NestなどのMatter対応のホームハブが別途必要になります。
HomePod miniのレビューはこちら!
他メーカーのスマートホームデバイスの操作もできないですし、ハブミニにサブデバイスとして追加したSwitchBot製品やリモコンだけがホームアプリから操作可能になります。
どうしてもホームアプリで家電の管理をしたいという人はMatter対応モデルを購入すればいいですが、SwitchBotアプリでの操作で十分な人は非対応モデルを購入しましょう。
SwitchBot ハブミニ(Matter対応) レビュー|まとめ
ハブミニがMatter対応になったことで、ホームアプリで管理できる部屋が手頃な価格で拡張できるのは嬉しいアップデートでした。
- Matter対応
- 専用ケーブルで温湿度計として使える
- 最大4台まで連携してホームアプリで操作が可能
- ローカルでの操作ができない
- ホームアプリで操作するには別途ホームハブが必要
ただハブミニがMatterに対応したとはいえ、HomePod miniなどのホームハブが必須なので、ホームアプリで操作するための環境作りのハードルが高いのが正直なところ。
ハブ2はボタンや照度センサーなどMatter対応以外に魅力的な機能を備えているだけに、ハブミニ(Matter対応)を今すぐ購入して備える必要はないかと思います。
ハブミニ(Matter対応)は、ホームアプリで管理できる環境をすでに構築できている人に最適です。
とはいえ、すでにホームアプリで管理している人にとっては低価格で購入できるので、ホームアプリで管理できる部屋を拡張したい人にぴったりなスマートリモコンです。
今回は、手頃な価格で購入できるMatter対応スマートリモコン「SwitchBot ハブミニ(Matter対応)」をレビューしました。
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