Ulanzi U-Mic AM18をレビュー|マイク初心者の人に最適な1万円台で手に入る高音質なワイヤレスマイク

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InstagramのリールやYouTubeなどの動画撮影に欠かせない、高音質で収録ができる外部マイク。

私のようなマイク初心者にとっては、どのタイプのマイクを選べばいいのかに加えて、価格に対するハードルが高いんですよね。

そんな初めてのマイク選びに悩んでいる人へ、低価格で高音質に収録ができるワイヤレスマイク「Ulanziウランジ U-Mic AM18」を紹介

Ulanzi U-Mic AM18
  • 1万円台で購入できる
  • 購入してすぐに使えるフルセット
  • 収録環境に応じて3つモードを選べる
  • iPhoneからカメラまで幅広く使える
  • 内蔵ストレージ搭載でローカル録音が可能
  • フル充電で最大6時間の収録が可能
  • 充電ケースと併用で最大20時間使用できる
  • ウィンドマフを装着してケースに収納できない
  • 送信機のL/Rがわかりにくい

Ulanzi U-Mic AM18はiPhoneからミラーレス一眼まで対応して、繋ぐだけでワイヤレスシステムが完成するワイヤレスマイク。

ワイヤレスマイクは平気で3万円を超えるものが多い中、AM18は1万円台で送信機が2台に充電ケースまで付いてくる驚きの価格。

今回は、初めてのワイヤレスマイクに最適な「Ulanzi U-Mic AM18」をレビューしていきます。

この記事はメーカー様よりご提供いただき、率直なレビューを元に作成しています。

Contents

Ulanzi U-Mic AM18

Ulanzi U-Mic AM18の詳細を紹介していきます。

価格13,999円
重量充電ケース:128.5g
送信機:23g
受信機:34.5g
バッテリー容量充電ケース:約1500mAh
送信機:300mhA
受信機:300mhA
充電時間充電ケース:約120分
送信機:約90分
受信機:約90分
動作時間送信機:約14時間
受信機:約6時間
送信機内蔵ストレージ各8GB
サンプリンググレード48KHz/16bit
周波数範囲2.4GHz
伝送遅延時間24ms
伝送距離100m
※障害物がない状態
感度-36dB±2dB
信号対雑音比94dB

AM18はライトユーザーに嬉しいリーズナブルな価格で、購入したらすぐに使い始められるワイヤレスマイク。

ゆう

今まで価格で導入できなかった人でも1万円台で購入できちゃいます!

送信機は2台同梱されていて、それぞれ8GBの内蔵ストレージを搭載しているので、受信機を使わなくても送信機だけでローカル録音ができます。

他にも、モノラル/ステレオ/セーフティといった、3つのモードを搭載して環境に合わせた使い方が可能。

充電器から取り出せば約6時間もぶっ続けで収録ができますし、充電ケースと併用すれば最大20時間も使用できます。

高くて買えなかった人やワイヤレスマイクを試してみたい人など、ライトユーザーには最適なワイヤレスマイクです。

Ulanzi U-Mic AM18|レビュー

Ulanzi U-Mic AM18をレビューしていきます。

同梱物
  • 受信機
  • 送信機×2
  • 充電ケース
  • 収納袋
  • ウィンドマフ×2
  • コールドシュースペーサー(S/M/L)
  • USB-C to USB-C
  • 3.5mmTRSケーブル
  • 3.5mmTRS to Lightningケーブル
  • USB-A to USB-C(データ用)
  • 取扱説明書

AM18に同梱されているケーブル類は豊富な種類が用意されています。

iPhone 15シリーズからはUSB-Cポートが採用されていますが、Lightningポートを採用しているiPhoneを使用している人でも、Lightningケーブルが同梱されているのは嬉しいですね。

充電ケースに受信機と送信機を入れた状態で約212g

受信機
送信機

受信機は約35g。送信機は約23gとかなり軽量です。

付属品は全て収納袋入れておけるので、持ち運びにとても便利。

持ち運びに便利な充電ケース

AM18には充電ケースが付属しているので、受信機と送信機を充電しながら収納して持ち運べて便利です。

充電ケース正面には充電残量がわかるLEDインジケータを搭載して、充電はUSB-Cを使用して充電が可能です。

充電ケースの大きさは手のひらに乗るくらいコンパクト。持ち運びに最適なサイズです

充電ケースには受信機と送信機全てを充電しながら収納ができますし、併用すれば最大20時間まで収録が可能です。

充電ケースを開くと受信機と送信機が接続した状態で使用できるので、取り出した瞬間に使い始められるのは嬉しい仕様ですね。

受信機と送信機のボトム部分にはPogoピンを搭載。充電ケースに収納すると軽くマグネットでくっつくので、充電ができているかどうか不安に感じることはありません。

収納場所も専用設計をしているので、カバンの中に入れておいてもズレることなく持ち運ぶことも可能です。

タッチディプレイを搭載した受信機

受信機には送信機の状態が表示されるディスプレイに、送信機のミュートボタンを正面に搭載。

受信機側だけで2つの送信機をワンタッチでミュートが可能なので、音を拾わずにミュートができる設計になっています。

タッチディスプレイを搭載しており、収録モードの切り替えや設定などは受信機からできます。

デフォルトの状態だと日時がズレています。手元に届いたら設定しておきましょう。

受信機|設定一覧
  • 収録モードの切り替え
  • モニターの音量調整
  • 送信機のゲイン調整
  • ディスプレイ輝度調整
  • 言語(英語か中国語)
  • 日時の設定
  • 初期化
片方のみ接続
両方接続

送信機側が何かの不具合で接続が切れてしまっていても、受信機のディスプレイを見るだけで接続状況を確認できます。

左側
右側

左サイドには3.5mmの外部接続用ポートとモニタリングポートを搭載。右サイドは電源ボタンとUSB-Cポートを搭載しています。

3.5mmTRSケーブルで接続しなくても、USB-C搭載のiPhoneにUSB-C to USB-Cケーブルを使用して接続して収録が可能です。

受信機|電源ボタン操作一覧
3秒長押し電源オン/オフ
1回押すディスプレイのロック
3回押す送信機とペアリング

送信機はローカル録音が可能で外部マイクも接続可能

送信機の正面には受信機との接続状態だったり、録音状態が光って表示されます。

左側
右側

左サイドには電源ボタンとゲイン調整のスイッチを搭載。右サイドにはローカル録音/ミュートボタンにUSB-Cポートを搭載しています。

ローカル録音は1回押して、ミュートは長押しで切り替わります。

送信機のトップ部分にマイクが搭載、見た目をスッキリしたい人には欠かせないピンマイクなどの外部マイクを接続できる3.5mmのポートを搭載しています。

付属のウィンドマフもくるっと回して簡単に取り付けが可能です。

受信機からでもゲイン調整は可能ですが、ディスプレイをタッチして設定しなくてはいけないのが少し手間なんですよね。

送信機側からでもゲイン調整が可能なので、受信機の収録状態を見ながら調節できるのは嬉しい設計です。

AM18の送信機には、それぞれ8GBの内蔵ストレージを搭載しています。

このおかげで受信機を使用しなくても、送信機のみで最大14時間のローカル録音ができちゃう優れもの。

コールドシューに取り付けできるクリップが便利

AM18の受信機と送信機には、コールドシューや服などに挟めるクリップを搭載しています。

カメラのコールドシューにそのまま差し込むだけで使用ができるので、別に何か用意する必要もないですし受信機を固定して使えるのは便利

付属のスペーサーで調整

FUJIFILM X-S20に装着してみるとガタつきなどは特になかったのですが、もし受信機がうまく固定できない場合は付属のスペーサーを使用すれば問題は解決します。

もちろん送信機は服につけて使えるので、クリップで挟める場所ならどこにでも装着できます。

Ulanzi U-Mic AM18|音声チェック

AM18にはモノラル/ステレオ/セーフティモードの3つのモードを搭載しています。

モノラル:複数人で対話するときに最適

ステレオ:立体感のある音質で収録したいときに最適

セーフティ:音割れなどの収録事故を事前に防ぎたいときに最適

実際にFUJIFILM X-S20/iPhone 15 Pro/ローカル録音のサンプル音声を収録してみたので、ぜひAM18の音質が気になる人はチェックしてみてください。

FUJIFILM X-S20では、全てのモードで収録した音声を掲載しています。iPhone 15 Pro/ローカル録音は、モノラルモードのみで収録しました。

FUJIFILM X-S20で録音した音声

FUJIFILM X-S20に接続して、AM18のゲインを±0で音量調整のみ編集しました。

X-S20側の設定は、外部マイクゲインを-10.5dBで収録しています。

モノラルモード

ステレオモード

セーフティモード

若干のホワイトノイズが乗っていますが、1万円台で購入できるワイヤレスマイクなのに音質が良くて驚きました

ゆう

しっかり調整すればホワイトノイズは軽減できそう!

ただセーフティモードの場合、右側のゲインが下がってかなり違和感のある音質でした。

iPhone 15 Proで収録した音声

iPhone 15 Proに接続して、AM18のゲインは±0で音量調整など編集をしていない音声です。

iPhone 15 Pro|モノラルモード

iPhone 15 Proで収録した音声を聞いてみるとホワイトノイズも少ないですし、収録したそのままの音声でもかなりクリア

ローカル録音で収録した音声

AM18の送信機のみを使用してローカル録音で収録しました。AM18のゲインは±0で音量調整など編集をしていない音声です。

ローカル録音|モノラルモード

ローカル録音もiPhone 15 Proと同様に、ホワイトノイズも少なくクリアな音声で収録ができました。

Ulanzi U-Mic AM18 レビュー|まとめ

ぶっちゃけ1万円台で購入できるだけあって音質はそれなりだろうと思っていました。

Ulanzi U-Mic AM18をいざ試してみると、必要な機能は全て揃っていますし、何より充電ケースから取り出してものの数十秒でセッティングが完了してしまう便利さに感動しています。

Ulanzi U-Mic AM18
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 1万円台で購入できる
  • 3つのモードから収録ができる
  • iPhoneやカメラまで幅広く使用できる
  • 内蔵ストレージ搭載でローカル録音が可能
  • ケースから取り出して数十秒でセッティング完了
デメリット
  • 送信機のL/Rがわかりにくい
  • ウィンドマフ装着すると収納できない
  • セーフティモードだと右側だけゲインが下がる

今までコンデンサーマイク「Blue Yeti」を使用してきたのですが、「収録するまでの手軽さ」がすごい悩みだったんですよね。

関連記事

AM18ならすぐに使い始められますし、マイクの距離を一定に保てるので音量のムラがなく使い勝手がいいです。

価格も驚くほどリーズナブルですし、難しい調整をしなくてもクリアに収録ができるので、ワイヤレスマイクを導入したいライトユーザーに最適なワイヤレスマイクでした。

今回は、1万円台で購入できるコスパ最高なワイヤレスマイク「Ulanzi U-Mic AM18」をレビューしました。

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