デスクでイヤホンやヘッドホンを使用して長時間作業をしている人にとって、耳への負担や疲労をどうしても感じてしまいます。
スピーカーで作業をするには周りの環境が気になりますし、骨伝導イヤホンは価格が高くて手が出しにくいのがネック。
そんな人に紹介するのは、耳を塞がないワイヤレスイヤホン「Mu6 Ring」を紹介。
- 耳を塞がずに耳にかけるだけ
- 周囲の音が聞き取りやすい
- メガネをかけても着用可能
- 寝ながらでも使用できる
- 音漏れが気になる
私自身、ヘッドホンを使用して作業をしていますが、長時間使用していると耳が蒸れてしまって多少の不快感と闘っています。
Mu6 Ringは耳にかけるだけで使用できる、耳への不快感がないイヤホン。
実際に使用してみたところ、長時間の使用でもノンストレスで使用できました。もちろんいくつかのデメリットもありますが、テレワークでデスク作業がメインの人には最適なイヤホンです。
今回は、耳を塞がずに長時間快適に使用できるワイヤレスイヤホン「Mu6 Ring」をレビューしていきます。
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Mu6 Ring|スペックと特徴
Mu6 Ringのスペックを紹介していきます。
価格 | 8,580円 |
カラーバリエーション | ダークブルー レッド |
イヤホンタイプ | 空気伝導式ワイヤレスイヤホン(オープンイヤー) |
防水性能 | ×(汗程度であれば使用可能) |
重量 | 約35g |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
Bluetooth通信距離 | 最大10m |
マルチペアリング | 対応 |
音声アシスタント | 対応 |
連続再生/通話時間 | 最大9時間 |
最大待受時間 | 最大200時間 |
充電ポート | Micro-USB |
Mu6 Ringは、耳の近くでスピーカを鳴らして音楽や通話ができる空気伝導ワイヤレスイヤホン。
防水性能はないですが、運動中の汗程度であれば問題なく使用できます。
耳掛けタイプのワイヤレスイヤホンですが、軽量な本体は長時間着用しても疲れにくくメガネを掛けたままでも使用可能。
なにより耳を塞がずに使用できるので、耳への不快感がないのは大きなメリットですね。
Mu6 Ring|レビュー
Mu6 Ringをレビューしていきましょう。
- Mu6 Ring本体
- Micro-USB 充電ケーブル
- 反射シール
- 説明書/保証書
本体のカラーはダークブルー。サイドには「Ring」のロゴが控えめに印字されており、ビジネスシーンでの使用でも派手すぎずに好印象。
Mu6 Ringのトップ部分には、夜間のランニングに自分の存在を知らせるための反射シールを貼り付けて使用できます。
本体内側には、頭部のサイドが接地する部分に滑り防止のシリコンパッドを搭載。
実際に着用して首を振ってみましたが、ズレることなく着用できました。
ハードな運動ではズレてしまう可能性がありますが、軽いランニング程度でしたら問題なく使用できます。
完全ワイヤレスではないため、左右一体型バンドタイプのワイヤレスイヤホン。
ネック部分裏側は、シボ加工されたカバーが貼り付けられているだけ。汚れが目立たなくて済むのですが、この辺の作りはチープさを感じてしまい残念。
Micro-USBの充電ポートを搭載。
USB-Cを使用するデバイスが多い人にとっては、Micro-USBポートなのはマイナス要素ではあります。
できれば充電環境はUSB-Cで統一したい派です…
軽量で圧迫感がなくしなやかな本体
Mu6 Ringの本体は軽量でしなやかなので、圧迫感が少なく長時間使用しても疲れにくいワイヤレスイヤホン。
柔軟性がある本体は、少し捻っても変形がなく非常にしなやか。圧迫感も少なく装着感は軽やか。
まだ使用期間が少ないですが、前述した内側のカバーが剥がれてしまわないか不安です。
本体の重量は33.6g。
Mu6 Ringはただ耳にかけるだけで使用するワイヤレスイヤホンなので、本体が軽量なのは頭部への負担が少なく嬉しい設計です。
サイドにはあるボタンで操作が可能
Mu6 Ringのサイドには、音量調節や受話など操作が可能なボタンが搭載しています。
アクション | ボタン操作 |
---|---|
電源オン | 電源ボタンを2秒押す |
電源オフ | 電源ボタンを3秒押す |
ペアリング | 電源ボタンを5秒長押し |
ボリューム調節 | +ボタン|音量+ ーボタン|音量ー |
曲の変更 | +ボタン長押し|次曲 ーボタン長押し|前曲 |
通話(受話/切断) | 電源ボタンを押す 電源ボタンを2秒長押し|着信拒否 |
音声アシスタント | 電源ボタンを2回押す |
ハードリセット | USB接続をして電源オン |
音楽や通話時によく使う操作はMu6 Ring側から可能なので、スマホからわざわざ操作する手間が省けます。
最大音量時や充電残量が低下した場合などイヤホン本体から音声提示されるので、目視しなくても状態の確認が可能です。
Mu6 Ring|ペアリング方法
Mu6 Ringのペアリング方法について紹介していきます。
Mu6 Ringは、電源を入れれば自動でペアリングモードに移行します。
ペアリングモードに移行したら、デバイスのBluetooth設定からペアリングします。
Bluetooth設定画面から「Mu6 Ring」で検出されるので、選択をして接続済みになればペアリングが完了です。
マルチポイントでのペアリングをする場合は、一度接続したデバイスのBluetoothを切断してから2台目のデバイスとペアリングする必要があります。
接続したデバイスのBluetooth設定からBluetoothをオフにします。
デバイスの接続が解除されるとMu6 Ringがペアリングモードに移行するので、2台目のデバイスとペアリングしましょう。
1台目のデバイスのBluetoothをオンにして再接続すれば、マルチポイントでの接続が完了。
マルチポイントで接続しておけば、PCで音楽を聴きながらスマホの着信に気がつけて便利です。
耳を塞がずに「耳の近くで聴くスピーカー」
Mu6 Ringの特徴は、耳を塞がずに使用できるワイヤレスイヤホン。
「耳の近くで聴くスピーカー」という表現がぴったりのイヤホンです。
サウンドユニット部分は最大120度まで調整が可能。
ただバンド部分は前後の伸縮ができないため、頭の大きさによってはうまく装着できないデメリットがあります。
後頭部にバンド部分をつけて、サウンドユニットを耳に近い位置に調節して装着完了です。
Mu6 Ringには、メガネやサングラスをかけたまま使用できる設計になっています。
フレームの形状にもよりますが、太いメガネフレームでなければメガネをかけたままでも問題なく使用できました。
ただメガネのフレームに本体が引っかかってしまうので、角度調整をもっとしたい時にできないのが残念。
前後への調整ができないことやメガネとの併用で角度調整がうまくいかないデメリットを挙げましたが、ヘッドホンスタイルでも使用が可能です。
通常耳掛けタイプのイヤホンは仰向けになって使用ができないのですが、寝ながら使用したいという人には嬉しい設計ですね。
Mu6 Ring|音質チェック
耳を塞がずに使用しないイヤホンということもあり、音質の劣化が激しいのではないかと不安な部分もありました。
実際に使用してみると、8,000円台で購入できるイヤホンであれば音質は合格点ではないかと感じています。
Mu6 Ring|音質評価
オープンイヤータイプのイヤホンだけあり音場感は広く、高音がきれいに聞こえる音質。
ロックなどの重低音を重視した楽曲には物足りないですが、POPSやアコースティックなどボーカルがメインの楽曲にぴったりのイヤホンでした。
遅延も少なくボーカルがよく聴こえるイヤホンなので、通話時の音声も聞き取りやすくオンライン会議などに最適です。
音漏れがしやすいので電車の中ではおすすめできない
Mu6 Ringの設計上、耳の近くでスピーカーを鳴らしているため外出先では使いづらいイヤホンです。
音漏れのテストをしてみましたが、音量50%でダイニングテーブル向かいまで聴こえてしまうほど音漏れがひどいです。
テストより、iPhoneの音量の50%は、距離が1m未満の場合に聞こえ、1mを超える場合には聞こえません。
Amazon商品ページ
商品ページにもあるように音漏れに関しては仕様上の問題なので、この点を踏まえて購入したい人向けの商品。
とはいえ自室でオンライン会議やテレワークで使用したい人にとって、長時間使用しても疲れにくいのでぴったりの製品です。
この点は骨伝導イヤホンが一歩上手ですね…
Mu6 Ringレビュー|まとめ
耳へのストレスを感じずに音楽を楽しみながら作業をしたい私にとって、Mu6 Ringは疲れにくく快適なワイヤレスイヤホンでした。
Mu6 Ringの欠点は、どうしても音漏れをしてしまい外出先で使用できないのがネック。
それさえクリアできる環境であれば、蒸れることなく長時間使用しても耳への不快感がなく快適そのもの。
指向性のあり思った以上に劣化が少ない音質。装着感を含めて考えると家での作業で使用するには、ぴったりのワイヤレスイヤホンでした。
今回は、長時間着用しても疲れにくい耳を塞がない空気伝導ワイヤレスイヤホン「Mu6 Ring」をレビューしました。
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